- 1
-平
成
2
8
年
度
平成 28年 7月 1日
農
作
物
病
害
虫
秋田県病害虫防除所
なし黒星病の発生が多 くなっています
~
発 病部 位の 切 除と 薬剤 防 除を 徹 底し てく だ さい
~
1 .現 在 まで の発 生状 況と 今後 の発 生予 想
6 月 中 旬 の 巡 回 調 査 に お け る 果 そ う 葉 の 発 病 葉 率 は 0.3 9% ( 平 年 0. 02% ) ( 図 - 1)、 発 生 地 点 率 は 3 6. 4 % ( 平 年 3 .0 % ) で い ず れ も 高 か っ た 。 発 病 果 率 は 0.0 9% ( 平 年 0.0 5% ) で や や 高 く 、 発 生 地 点 率 は 2 7.3% ( 平 年 6. 8% ) で 高 か っ た 。 ま た 、 5 ~ 6 月 中 旬 の 降 水 量 が 平 年 並 ~ 多 く 推 移 し て い る た め 感染 量 も 多い と 推定 さ れ る。
6 月30日に 仙台管 区気象台 から発表さ れた東北 地方1か 月予報に よると、向 こう1か 月の降水 量は 多い と予報さ れてい る。
以 上のこと から、 今後2次 感染が増加 する可能 性がある ため、注 意が必要で ある。
2 .防 除 対策
1 ) 発病 し た 葉、 果 実( 図-2、3)は 切除し、 園外へ搬 出し処分 する。
2 ) 向 こ う 1 か 月 の 降 水 量 は 多 い 予 報 で あ る た め 、 新 梢 の 停 止 が 遅 く な り 枝 葉 の 過 繁 茂 が 予 想 さ れ る 。薬剤が よくか かるよう 、7月上旬 まで、新 梢の摘心 、徒長枝 のせん去を 徹底する 。
3) 有袋栽培 の場合 は、薬剤 を散布した 後の袋か けを速や かに行う 。
4 ) 薬 剤 は 表 - 1 か ら選 択 し 、 散 布 液 量 は 3 0 0L /1 0a 以 上 と す る 。 ス ピ ー ド ス プ レ ー ヤ で 防 除 す る 場 合 は 、1 列 お きで は なく 全 列 を走 行 し、 か つ 低速 で 丁寧 に 散 布す る 。
5 ) 薬 剤 の 散 布 は 1 0 日 間 隔 で 行 う 。 降 雨 が 続 く と 予 想 さ れ る 場 合 又 は 発 病 の 見 ら れ る 園 地 で は 、 散 布 間隔を7 日とす る。幸水 は本病に弱 いので特 に注意し て防除す る。
3 .資 料
図-1 6月 の果そう 葉の発病 葉率の年次 推移
防 除 対 策 情 報
第 5 号
0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28
発
病
葉
率
(
%
- 2
-図- 2 葉の病斑 図 -3 果実の病斑
表-1 なし の黒星 病の防除 薬剤
分 類 農 薬名 希釈 倍数 使用時 期 使 用回数 各 成分の総 使用回数 D・A オキシ ラン水和 剤 500~600倍 収穫 3日前 9 回以内 アイ
D オーソ サイド水 和剤80 600~ 1,000倍 収穫 3日前 9 回以内 イ O・A ベフキ ノン水和 剤 1,000倍 収穫 45日前 4 回以内 アウ A:銅 剤 D: ポリハロ アルキル チオ剤 O :グアニ ジン系剤
ア:有 機銅(12回以内( 塗布は3 回以内、散 布は9回 以内)) イ:キ ャプタン( 9回以 内) ウ:イ ミノクタ ジン(5 回以内( 塗布剤は2 回以内、 液剤は1 回以内) )
【 問 合せ 先 】